……それが問題だ。



Home of this Blog

カレンダー

11月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

最近の10記事

過去の記事

2006年7月
2006年5月
2006年4月
2005年7月
2005年5月
2005年1月
2004年9月
2004年7月
2004年6月
2004年5月
2004年4月
2004年3月
2004年2月
2004年1月
2003年12月
2003年11月
2003年10月
2003年8月
2003年7月

カテゴリー

政治
行政
経済
社会
男女共同参画
育児
教育
IT関連
科学
芸能・音楽・スポーツ
思索
オタク(?)
交通
書評
その他
ごみ箱


このBlog内を検索




[Myblog Japan 新着記事]

Myblog japan


2003.10.18 Myblog Japanに掲載されました。

私鉄の通勤定期券、実は高い! - 交通

「6カ月定期」で28億円節約 都人事委が切り替え勧告

出典が出典(すぐ消えてしまう)なだけに、重要な部分は引用する。

都庁や公立校教員、警視庁、東京消防庁などを合わせた職員数は約17万5000人。このうち、通勤に電車を使っている人は13万5000人。1カ月定期だと年間約232億円の交通費がかかるが、6カ月定期に切り替えると単純計算で1割強経費を減らせるという。
(中略)
「割安な定期に変えるべきだ」という議論はかねて都議会で出ていたが、給与計算の電算システムを組み直す作業などが煩雑なため先送りになっていた。 しかし、人事院勧告によって国家公務員も来春6カ月定期に改められることも踏まえ、ようやく腰を上げることになった。


血税から支出される必要経費の節約、動きが遅いのは×だが、やらないよりやった方がいいのはいうまでもない。

さて、「なぜ1割強削減?」と思われた方はどのくらいいらっしゃるのであろうか。
ここで、もっと重要なからくり(=基礎知識)を(※ではじまる節に、その理由がある)。
以下、長文だが、鉄道・バスの定期券利用者、ならびに定期券代を支給する担当者は要熟読!

通勤・通学定期券は、鉄道・バス会社によりそれぞれ「割引率」が設定されていて、これは簡単に計算できる。割引前の金額は、実は「定期区間を1ヶ月に30往復する場合の普通運賃(←これが問題のもとになっている!)」。すなわち、
[1-(定期券料金)÷{(普通運賃)×30×2}]×100
を計算すれば、利用区間の割引率(%)は簡単にはじき出せる。(四則演算の順序はお間違いなく!)
で、単純にこの率が33.3%以下だと、「定期区間の1ヶ月の往復回数が20回を切る場合、労働日分の普通運賃を支払うより不利」だ、ということになる。回数券を考えると、もっと高い割引率がなければならないが、JRは別として、多くの私鉄では、1ヶ月通勤定期券の金額が回数券(鉄道ではいつでも使える普通回数券として)使用時とほぼ同じか、ひどいところ(区間)になると回数券使用時より高い場合すらある。

以前は週休一日、1ヶ月の往復回数も24-25回程度あり、かつ割引率もそれなりに高かったので問題にならなかったが、いまは週休二日の時代、かつ割引率も「取れるところから取る」思想からどんどん下げられているから、こんな問題が起こるのである。

※ちなみに、3ヶ月定期や、6ヶ月定期では、1ヶ月定期料金x3やx6から、私鉄の場合それぞれ5%(1/20)・10%(2/20)[JRは5%・20%(4/20)]割り引いていくので、少しは問題が軽減される。

#えっ、本当か? とおっしゃる方、たとえばこんな例が実在する。
私が実際に通勤利用している某私鉄某区間は、通勤1ヶ月定期の割引率が29.5%しかない(!)。
これだと、1ヶ月定期では普通運賃の21往復強の値段。6ヶ月定期でも、月当たり19往復以上しなければならず、年間労働日240日(半年で120往復)の会社では、明らかに回数券(普通回数券だと、普通運賃の約9%引きの料金で済む)の方がおトク、という結果になる。
私がこの区間で定期券を購入せず、回数券で通勤していることは、いうまでもない。

結論。
JRはまだ割引率が高いのでいいが、私鉄利用の場合には、一度自分の(会社・団体で支給する)定期券料金を、この観点から見直しされることを、ぜひおすすめする。


コメント(0) TrackBack(0)
2003-10-07 17:59:23 | この記事だけ表示 | | Clip!



TrackBack

この記事の TrackBack Ping-URL :
http://takayan.blogtribe.org/tbinterface.php/6adb372b3a8179c8fb4d41f4df7d46eb


コメントは投稿されておりません。

名前 :
タイトル :
URL :
コメント :

▲記事の先頭へ▲

あまりに楽観的すぎないか? 厚生労働省の年金改革案 >> << 「津波が来るぞ〜!」と警告できる仕組み

(c) 2003-2004 takayan / 石原隆行 All rights reserved.

多方向に分散した私にとって興味ある話題に関して、ニュースなどWebから入手したものをネタに、やぶにらみの精神で本質を追究していけたら……と考えています。
みなさんと「知のコラボレーション」ができたらうれしいです。

ツッコミ方のご案内
 記事にツッコむ方法はふたつ。
(1) 記事下の「コメント」横、( )の中の数字をクリック!
(2) 記事下の「この記事だけ表示」のリンクをクリックし、記事の下へ。

Trackback URLのありか
(1) 記事下の「Trackback」横、( )の中の数字をクリック!
(2) 記事下の「この記事だけ表示」のリンクをクリックし、コメント入力欄の下へ。

コメント、Trackback大歓迎! ただし一方的な誹謗中傷やいやがらせ、コメント/トラックバック・スパムは発見次第遠慮なく削除します。

BBS(掲示板)
↑こちらにも書き込み歓迎!

最近のコメント

最近のトラックバック

ブックマーク

Takayanの総合案内ページ
私の興味が「多方向分散」型であることがわかるサイト。
何やってるんだか。
ひとりごと系&覚え書きなど。
嗤って……許せるのか?
裏Blog。表Blogが「論文系」とするなら、こちらは「毒舌系」ですがやや軽め。
すりきれ。(仮)
Blog界隈&おたく話系。Blogの著作権問題についてはここへ。
間違いだらけの用語用例辞典
サイト名にあるとおりの内容です。
Freesoft Freak
フリーソフト紹介系Blog。


List Me!! by BlogPeople

(Blog Links)




はてなアンテナに追加



foaf

Powered By
News Handler