True Majority
(GOING MY WAY/One Cookie=$10 Billion経由)
説明は英語なのですが、とにかく出てくる表だけでもきちんと理解できるので、おそれずに見ましょう。
そこで「クッキー40個」として表現されているアメリカ合衆国の軍事費は、クッキー1個が100億ドルですから、4000億ドル(日本円にして42兆円ほど)!
これだけの金額を軍事費に使う国は当然ほかにありようがなく、フラッシュの中で説明されるロシアや中国の軍事費と比較しても「桁違い」なのがよくわかります。(ただ、2001年の資料ですが、兵力で見ると中国は……との指摘[陽の杜/中国防衛費のカラクリ]もあり、注意が必要です)
ちなみに、日本の防衛予算(平成16年度の要求額)は4兆8764億円。うち4割以上が「人件・糧食費」(だからといって、国防費を増やせ! という議論は受け付けたくありませんが)。
このことについてもう少し考えてみたい、とGoogle検索していたら、在ボストン日本総領事館のサイトの中に、「コネチカット州の経済」というページがあり、こんなことが書いてありました。
州内企業の約35%が国防に関連し、国防産業への依存度が高い州であるため、国防費削減の影響は極めて大きい。
このことから察するに、アメリカ合衆国は、日本が公共事業にたくさんのお金を使うように、国防費をたんまりつぎこみ、その強大な経済を維持している、ということになります。
要するに、もはや軍事費は国体維持の最重要アイテムであり、「悪の枢軸」を勝手に生み出しては攻撃することで国防産業を潤し、豊かな国であり続けているわけで、ある意味「泥沼にはまった状態」といえるかも知れません。
フラッシュではその突出した軍事費のうち、クッキー5個分を代替エネルギー開発や教育、子どもの健康維持など、次世代の役に立つことに振り分けることを提案しています。しかし、そういう主張が実現するためにも民主党の大統領候補の方々にはぜひ頑張っていただきたい……といっても、その経済構造を変えていくことは、まさしく「産みの苦しみ」であるのかも知れません。
……とはいっても、21世紀を20世紀以上の「戦争の世紀」にしないためにも、ぜひとも軍事費依存の経済構造を改革していって欲しい、と強く願います。

